
1920年代に発表した9.5mmフィルムのシネカメラで有名な老舗映画会社『パテ社』(1896~エミール・パテとシャルル・パテ<パテ兄弟>が創設)の財団です。

2014年に開設した財団は、自社のコレクションである撮影機材、ポスターなどを飾る常設スペースのほか、企画展示スペース、シアター、図書館、専門家向けの資料スペースなどを設置している。映画の国フランスならではの施設である。

パリの歴史的街区につくられたレンゾ・ピアノによる設計は、前面道路に面した建物の歴史的なファサード(外観)を残し、その背後に昆虫のような有機的形態の外殻を最新素材を用いて建てている点が特徴である。貴重なアーカイブを包むように設計している。


私が訪れた際は、企画展『ロジェ・コルボーの眼』を開催中でした(2025年10月23日~2026年2月21日まで)。コルボーはフランス映画界の名だたる俳優や監督たちを撮影したモノトーンのポートレートは有名です。ジャン・コクトーやオーソン・ウェルズの撮影現場の写真は映画を異なる側面からも楽しむことが出来る。


そして、カメラ好きな方はパテ社のカメラコレクションを見るだけでも行って良かったと思うことでしょう。施設を見学した後は、中庭に面した「カフェ」へどうぞ。


■施設情報
Fondation Jérôme Seydoux-Pathé
住 所 :73, avenue des Gobelins 75013 Paris, France
ウェブ :https://www.fondation-jeromeseydoux-pathe.com/
最寄り駅:Place d’Italie駅(5・6・7号線)
