国立映画アーカイブ(東京、京橋)で開催中の企画展『日本の映画館』ヘ行ってきた。
映画館の歴史の展示です。
はじまりは1903年の浅草電気館と言われている(写真右上※1:画像は国立映画アーカイブHPより)。当時の浅草六区は歓楽街として大変賑やかだったようです。
電気館以外に富士館(1908年~)、大勝館(1908~)があり、六区の様子を表した模型展示がありました(写真左下※2:画像は東京江戸博物館のHPより)
展示は、写真、上映プログラム、書籍、映画館で使用された小道具などの貴重な資料で構成され、改めて「映画館で映画を見る」ことの娯楽性について考えさせられます。
また、震災や戦争を経た映画館建築のデザインの変遷も興味深い。
電気館があった敷地には現在「浅草電気館ビル」(複合施設)が建っています。
インターネットで映画を見ることが可能な時代ですが、ミニシアターなどの単館系映画館はいつまでも残って欲しい。
企画展は、2022年7月17日まで開催されています。
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