イメージフォーラム(渋谷)で上映中の『恐るべき子供たち』(1950年、監督/ジャン=ピエール・メルビル、原作/ジャン・コクトー)をみた。
約70年前の作品です。
14歳の弟ポール役の設定が成人にしか見れなくて、最初は違和感がありましたが、徐々に物語の展開に没入していき気にならなくなりました。
後で知ったのですが、ダルジュロス役(男性)とアガット役(女性)の俳優は同一人物というのも驚きです。
印象としては、ギリシャ神話の悲劇を舞台(演劇)でみているような感覚でした。
ジャン・コクトー本人のナレーションが映像に独特の雰囲気を与えています。
子供ゆえの危うさにハラハラしながらみました。
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