ヒューマントラストシネマ有楽町で上映中の『COLD WAR あの歌、２つの心』をみた。
ストーリーは、パヴェウ・パヴリコフスキ監督の両親を参考にしている。
これは主人公の名前が両親と同じことやエンディングに「両親にささぐ」と表示されていることからもわかります。
映画は全編モノクロ、画面サイズはスタンダード（縦横比が1.33:1）というクラシックスタイル。
モノクロ画面を意識した、民族衣装や西側（パリ）で当時流行していた衣装と象徴的に用いられた音楽がとても印象に残る映像でした。
シーンとシーンの間のストーリーを詳しく描かないシンプルな手法が、想像力をより掻き立てる。
美しいフレーミングとサウンドは映画館の大きなスクリーンが相応しい。
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