上映中の『DUNE/デューン 砂の惑星』をみた。
フランク・ハーバートの原作(1965年)は、後に多くの映画(監督)に影響を与えたといわれており「ブレードランナー(リドリー・スコット)」「スター・ウォーズ(ジョージ・ルーカス)」「風の谷のナウシカ(宮崎駿)」などにはその断片が見受けられる。
映画化は今回が初めてではなく、デヴィッド・リンチ監督の「デューン/砂の惑星」(1984年)が有名。
本作は、最新のSFX技術が映像化に貢献しており、砂漠の世界観がリアルに映像化されている。
舞台は西暦10190年。デューンとは惑星アラキスの別名。アラキスは砂に覆われた環境で、希少な資源「香料(メランジ)」が産出するため、この惑星を統治するものが全宇宙を支配する。主人公ポールの父レト公爵は、皇帝よりアラキスを統治するよう命を受けるが、そこには別の思惑があった。
砂漠に生息するサンドワーム(砂蟲)や先住民フレメン、女子修道会べネ・ゲセリット、未知なる存在クウィサッツ・ハデラックなど、重要なキーワードが登場しますが映画では詳しい説明をしていません。
原作では、惑星の歴史、人類やテクノロジーの未来、登場人物がより詳細に描かれているため、小説を読んでから映画を観ることもお勧めします。
本作は155分という長大作です。終始迫力ある映像にくぎ付けにされたままでした。
【追記】続編『PART TWO』が決定したようです(2023年公開予定)。まだまだ多くの謎が残っており、今後の展開が楽しみです。
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